１週間前にはたくさんあった雪も、こちらにはもう無い。小さい頃から幾度と無くお世話になったこの山の練習場。今日もまた二人でじっくりと確かめる。
どこもここも、およそグリップのよいところが無いという、初めてやってきた人は全員が下手になったと勘違いして、がっかりして帰る。日本中にもそうたくさんあるとは思われない場所です。

慎重にタイヤを置きに行く	タイミングの難しいトライ	狭い所からのフェデリック

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滑りやすい岩盤	がらがら岩の浮き石飛び	ちょっと怖い水辺

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水が冷たい沢の、ぬるぬるのロックを拾いながらの練習。ちょっと気を抜くと
水没で、その日の練習は、終わる。
沢はよく走るけれど、失敗して水に落ちたらそこで練習はやめる。あとは夏でも
冬でも関係なく、緊張感が無くなってただの惰性になってしまう。
惰性の練習は、しても効果が上がらない。帰って魚釣りでもやった方がよい。
水辺の練習は、「水に落ちたらいけない」という緊張感があるうちが練習です。

次の紹介は、埼玉県の「雪の山」 です。

Photos by K.Terai